愛の在り方


アイプス会の教えは主に「愛を持って生きる」ことと「正しく生きる」という二つに集約されるということは誰でもご存じのはずだと思います。

愛を持って行いをすれば、私たちが争うことがなくなり、平和な世の中を築いて行くことができると「アイプス会の教え」の中で述べてきました。そして正しく生きることによって、人間同士の疑心暗鬼がなくなり、信頼関係が向上するのです。信頼関係が向上すればするほどに人々が互いに信用でき、さらに愛し合うことができるのです。みなさん考えてみてください。一人の人がうそつきだとします。どんなことでも自分の都合のいいように嘘をついたり、偽証をしたりする人をみなさんは信用することができませんよね。彼の嘘や偽証によりいつもみなさんに迷惑や損失を与えます。その人が困ったときにみなさんはその人を助けようとしますか。当然ながら、相手にすることもしませんよね。みなさんがその人を助けようとしないと、その人は自分が愛されていないと感じ、さらに自分勝手に嘘をついたり偽証をしたりします。悪いことが循環してしまいますね。今の世の中はまさに先ほどの例のような状態になっています。すべては自分の利益のために行うのです。嘘をついたあの人も自分の利益のために。嘘をついたあの人を助けないのも、みなさんがあの人から利益を受けていないからではないですか。今の世の「愛」、「正」はすべて自分のために行っているのです。

 

アイプス会は「愛を与える」ことを出発点をとしています。益をもらうための利己的な愛を与えるのではなく、益を求めない無私の愛を与えることから始まりなさい。「無私の愛を与える」ことを知る人が、人間としてこの地上でプラスの人生を生きていけるようになり、初めて本当の幸せを獲得できるのです。「あの人にこうしてあげた」と自分を称賛し、評価するだけで愛を終わらせないでください。今回の愛を手柄に自己満足するのではなく、次の愛に役立ててください。次の愛の予習にさせていくようにしてください。みなさんが蒔いた愛の種子は必ず芽生えるはずです。ではどこに芽生えるのでしょうか。それはあなたとあなたが愛を与えた人を結ぶ架け橋の上に芽生えるのです。その「愛」という種が芽生えたときに、あなたは自分の光り輝く姿を目の当たりにすることができるでしょう。その光が消えることなく常に輝かせてください。そしてその光をすべての人に見えるようにしてください。「世の光」となるように。かといって人に見せびらかすような愛を行わないでください。みなさんの愛の種が実をなすように芽生えさせるようにしてください。実をなさずにかれてしまわないようにしてください。さもないとそれは「偽善」と呼ばれてしまいます。